2024金子みすゞ展示

100年の時を越えて 文学館特別展 金子みすゞの詩(うた)

開催日
2024年8月24日(土)~10月20日(日)
開催場所
藤枝市郷土博物館・文学館
住所
静岡県藤枝市若王子500

「大漁」「私と小鳥と鈴と」「積った雪」などの作品で知られる童謡詩人・金子みすゞ。2023年、みすゞの生誕から120年を迎えると同時に、はじめて投稿した作品が『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に一斉に掲載されてから100年となりました。
金子みすゞは「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛されながらも、26歳の若さで世を去ると、その存在は長く忘れ去られていました。しかし、みすゞの童謡に心ひかれた人々の思いはとぎれることなくつながり、時を経て、矢崎節夫氏によって512編の詩を収めた3冊の自筆の遺稿手帳が発見され、1984年、『金子みすゞ全集』の出版に結実しました。童謡という、誰にでもわかる言葉でうたわれたみすゞの作品は、彼女が生きた大正時代から100年の時を超えてなお輝き、現代に生きる私たちを魅了し続けています。

令和5年の東京会場に次いで、全国で2番目に開催されることになった藤枝会場では、みすゞが情熱を注いだ童謡の世界を、遺稿手帳や当時の資料で紐解くとともに、みすゞ直筆の童謡や絵本の原画などを通して、作品の魅力を紹介します。オリジナル企画として藤枝市ゆかりの作家・加藤まさをの関連展示もございます。
記念講演会等、会期内のイベントも多数。「外部サイトへ」よりご覧ください。

主催:「展覧会 金子みすゞの詩」実行委員会、藤枝市
監修:矢崎節夫
協力:金子みすゞ記念館、金子みすゞ顕彰会、金子みすゞ著作保存会、フレーベル館、JULA出版局

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