母と歩く時 童話作家村山籌子の肖像

歯切れよく、明るく、ユニーク。ウィットとユーモアあふれる童話を作った村山籌子。作風そのものの魅力に満ちた姿が、息子・亜土の視点から描かれます。籌子作・知義画の幻の名作「ナクナッタ アカイヨウフク」を、亜土再話で収録。ファン必読の1冊です。

書籍情報

著:村山亜土 絵:村山知義
定価:1,980円(本体1,800円+税)
発売日:2001年01月15日
判型:A5変型
商品形態:上製本・カバー掛
ページ数:148
ISBN:9784882841944

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著者紹介

村山亜土●むらやま・あど
1925年、東京都に生まれる。父は画家・劇作家・演出家の知義、母は詩人・童話作家の籌子。旧制成城高校在学中に「動物の町」を発表、教訓的な学校劇作品の多い児童劇界に鮮烈な印象を与える。49年、「コックの王様」で児童劇作家として出発。60年、「新・さるかに合戦」で日本児童演劇協会賞受賞。77年、戯曲集『新・さるかに合戦』でサンケイ児童出版文化賞受賞。他に戯曲集『コックの王様』、父知義との共訳『ロビン・フッドのゆかいな冒険』など。84年、視覚障碍者のための「手で見るギャラリー・TOM」を妻治江と開設。86年、モービル児童文化賞、95年、児童福祉文化賞受賞。2002年逝去。