おやこでよもう!金子みすゞ もしも わたしが おはななら

おとなとこどもが一緒に楽しめる金子みすゞ絵本。松本春野が、「つもったゆき」「ほしとたんぽぽ」など9編の詩をあたたかく描きます。中村勘九郎は、コロナ禍で実感した親子の絆、子どもたちと読みあった詩の魅力を語ります。

書籍情報

詩:金子みすゞ 絵:松本春野
ナビゲーター:中村勘九郎 監修:矢崎節夫
定価:1,100円(本体1,000円+税)
発売日:2020年11月
判型:173×173mm
商品形態:上製本
ページ数:24
ISBN:9784577610077 *発売:フレーベル館

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著者紹介

金子みすゞ●かねこ・みすず
本名金子テル。1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大正末期から昭和初期にかけ、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで称賛されながら、1930(昭和5)年、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版された。2003(平成15)年には、故郷に長門市立金子みすゞ記念館がオープン。その作品の魅力は、いま世界にひろがりつつある。

松本春野●まつもと・はるの
絵本作家・イラストレーター。1984年東京都生まれ。多摩美術大学油画科卒業。主な絵本作品に、『Life(ライフ)』(くすのきしげのり作/瑞雲舎)、『ふくしまからきた子』『ふくしまからきた子 そつぎょう』(松本猛共著/岩崎書店)、『まほうのおまめ だいずのたび』(辰巳芳子監修/文藝春秋)『はなちゃんとぴかりん ピカピカだいさくせん!』(井田典子作/婦人之友社)、『ねずみのリンのフィギュアスケート』(文溪堂)、自身の子育てを綴った『ノノちゃんとママのおはなし』(清流出版)など。『バスが来ましたよ』(アリス館)が第15回MOE絵本屋さん大賞2022の10位に選ばれる。

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