浜圭介・選 みすゞのうた

歌謡曲のヒットメーカー浜圭介は、盟友・大津あきらと同郷の金子みすゞの詩に出会い、作曲に乗り出しました。8編の詩に作曲、2007年にCD化。そして、みすゞの詩、浜の音楽に触発された高畠純が、美しい絵本に紡ぎあげました。

書籍情報

詩:金子みすゞ 選:浜圭介 絵:高畠純
定価:1,100円(本体1,000円+税)
発売日:2007年11月30日
判型:142×125㎜
商品形態:上製本・カバー掛
ページ数:32
ISBN:9784882842613

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著者紹介

金子みすゞ●かねこ・みすず
本名金子テル。1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大正末期から昭和初期にかけ、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで称賛されながら、1930(昭和5)年、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版された。2003(平成15)年には、故郷に長門市立金子みすゞ記念館がオープン。その作品の魅力は、いま世界にひろがりつつある。

浜圭介●はま・けいすけ
1946年生まれ。1966年作曲家デビュー。1973年「そして神戸」「街の灯り」で日本レコード大賞作曲賞、1979年「舟唄」で同作品賞、1980年「雨の慕情」で日本レコード大賞受賞。ヒット「終着駅」「石狩挽歌」「望郷じょんがら」「心凍らせて」など、ヒット作は枚挙にいとまがない。2002年北海道知事賞受賞。2005年春、紫綬褒章を受章。

高畠純●たかばたけ・じゅん
1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。1983年、『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、2004年『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞、2011年『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞。 主な作品に、『ピースランド』『だじゃれすいぞくかん』(絵本館)、『ワニぼうのこいのぼり』(文溪堂)、『ペンギンたんけんたい』『オレ・ダレ』(講談社)など。

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