金子みすゞ てのひら詩集 ふうせん
ポケットやバッグにすっぽりおさまる文庫本サイズのかわいい詩集絵本です。「このみち」「星とたんぽぽ」「葉っぱの赤ちゃん」など、ひろく愛されている15編に、黒井健の静かで繊細な絵が新しい光をそそぎます。
書籍情報
詩:金子みすゞ 絵:黒井健
定価:880円(本体800円+税)
発売日:2020年10月
判型:142×105mm
商品形態:上製本
ページ数:32
ISBN:9784577610220 *発売:フレーベル館
著者紹介
金子みすゞ●かねこ・みすず
本名金子テル。1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大正末期から昭和初期にかけ、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで称賛されながら、1930(昭和5)年、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版された。2003(平成15)年には、故郷に長門市立金子みすゞ記念館がオープン。その作品の魅力は、いま世界にひろがりつつある。
黒井健●くろい・けん
新潟県生まれ。新潟大学教育学部中等美術家卒業。出版社勤務を経てイラストレーターとなる。主な絵本作品に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』(偕成社)、『おかあさんの目』(あかね書房)、『ひとりぼっちのつる』(理論社)、「ころわん」シリーズ(ひさかたチャイルド)、『うさこのサンタクロース』『うさぎがそらをなめました』(フレーベル館)など。2003年に山梨県清里に「黒井健絵本ハウス」を開設。
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