詩人のための宇宙授業―金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥

「ゆらぎ」理論研究やボイジャー計画で知られる著者が、愛読してやまない金子みすゞの40の詩を科学者の視点から読み解くエッセイ。物理学、数学などにとどまらず、芸術・宗教など、幅広い知識をもって、みすゞの真理に迫ります。

書籍情報

著:佐治晴夫 装画挿絵:みずうちさとみ
定価:2,200円(本体2,000円+税)
発売日:2018年12月14日
判型:B5変型
商品形態:上製本・カバー掛け
ページ数:112
ISBN:9784882842972

オンラインショップ

著者紹介

佐治 晴夫●さじ・はるお
理学博士(理論物理学)。1935年、東京生まれ。東京大学、ウィーン大学での研鑽の後、松下電器東京研究所、東京大学物性研究所、玉川大学教授、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長、学校法人享栄学園理事長などを歴任。「無」からの宇宙創生に関わる「ゆらぎ理論」の研究で知られ、1977年、NASAが打ち上げた宇宙探査機ボイジャーに、地球文明のタイムカプセルとして搭載したゴールデンレコードにバッハの音楽の収録を提案したこと、地球外知的文明(ET)探査プロジェクトにも関わり、ETとの交信には、音楽、音情報を使うことを提案。現在、大阪音楽大学客員教授。宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙連詩編纂委員会委員長。2016年に新設された北海道・美瑛町・美宙(MISORA)天文台台長。日本文藝家協会所属。

みずうちさとみ●
1972年埼玉県生まれ。セツ・モードセミナー、MJイラストレーションズ卒業。2006年ペーターズギャラリーコンペ片桐淳一賞受賞、08年第7回TIS公募入選、09年第8回TIS公募銀賞受賞。ガーゼにペイントと刺繍で絵を描く技法を中心に雑誌、書籍、広告等で活動。絵本に『ちょっと そこまで』『うえきやさんが やってきた』(「こどものとも年少版」福音館書店)、『おしゃべりくらげ』(あまんきみこ作/JULA出版局)がある。

関連書籍