魅惑の国ウェールズの華『マビノギオン』を読む
ウェールズ言語文学の宝である物語「マビノギオン」の完訳『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』を完成させた著者は、翻訳のかたわら、物語の生まれた土地や登場する神・人物の研究を深めてきました。その成果をまとめた『マビノギオン』解説書です。
書籍情報
著:中野節子
定価:3,850円(本体3,500円+税)
発売日:2017年11月28日
判型:A5判
商品形態:上製本・カバー掛
ページ数:310
ISBN:9784882841975
著者紹介
中野節子●なかの・せつこ
1941年、東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。東京学芸大学大学院修士課程英語教育学専攻修了。学術研究員としてウェールズ大学バンゴール校ウェールズ語学科留学。大妻女子大学短期大学名誉教授。イギリス児童文学、ウェールズ文学を専攻領域とする。主な著書に、「イギリス女流児童文学作家の系譜1~5」『翔くロビン』『ひなぎくの首飾り』『野に出た妖精たち』『夢の狩り人』『イバラの宝冠』(共著/透土社)、『ファージョン自伝』(監訳/西村書店)、「作品を読んで考えるイギリス児童文学講座1~4」『ファンタジーの生まれるまで』『芽吹きはじめたファンタジー』『根をおろすファンタジー』『花ひらくファンタジー』(共著/JULA出版局)などがある。