みみこの おはよう
あいさつは、人と人の心に橋をかける魔法の言葉。みみこが挨拶するたびに、モノトーンの画面がカラフルな画面にかわります。みみこの喜びが、画面からあふれるように伝わってきます。矢崎節夫・高畠純コンビによる、おしつけではないしつけの絵本です。
書籍情報
文:矢崎節夫 絵:高畠純
定価:1,100円(本体1,000円+税)
発売日:1982年12月20日
判型:185×210mm
商品形態:上製本・カバー掛
ページ数:32
ISBN:9784882840503
著者紹介
矢崎節夫●やざき・せつお
1947年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。佐藤義美、まど・みちおに師事し、童謡・童話の世界で活躍。1982年、童話集『ほしとそらのしたで』(フレーベル館)で第12回赤い鳥文学賞を受賞する。また、童謡詩人金子みすゞの埋もれていた遺稿を見つけだし『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版、以後その作品を世に伝える。1993年には『童謡詩人金子みすゞの生涯』(JULA出版局)を上梓、知られていなかったみすゞの全容を明らかにした。2003年より「金子みすゞ記念館」館長。2014年、第13回童謡文化賞、2021年には、長年の児童文化への貢献により、第60回児童文化功労賞受賞。
高畠純●たかばたけ・じゅん
1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。1983年、『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、2004年『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞、2011年『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞。 主な作品に、『ピースランド』『だじゃれすいぞくかん』(絵本館)、『ワニぼうのこいのぼり』(文溪堂)、『ペンギンたんけんたい』『オレ・ダレ』(講談社)など。
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