童謡詩人金子みすゞの生涯
16年もの探索の末、金子みすゞの遺稿を発見し、512編の童謡を再び世に送りだした著者による、本格的で唯一の評伝。生前のみすゞを知る人たちの証言や弟正祐の書簡・日記が盛りこまれ、幻の童謡詩人の生涯を明らかにしています。
書籍情報
著:矢崎節夫
定価:3,850円(本体3,500円+税)
発売日:1993年02月28日
判型:A5判
商品形態:上製本・函入り
ページ数:352
ISBN:9784882840855
*電子書籍:フレーベル館
著者紹介
矢崎節夫●やざき・せつお
1947年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。佐藤義美、まど・みちおに師事し、童謡・童話の世界で活躍。1982年、童話集『ほしとそらのしたで』(フレーベル館)で第12回赤い鳥文学賞を受賞する。また、童謡詩人金子みすゞの埋もれていた遺稿を見つけだし『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版、以後その作品を世に伝える。1993年には『童謡詩人金子みすゞの生涯』(JULA出版局)を上梓、知られていなかったみすゞの全容を明らかにした。2003年より「金子みすゞ記念館」館長。2014年、第13回童謡文化賞、2021年には、長年の児童文化への貢献により、第60回児童文化功労賞受賞。
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